一眼レフをWebカメラ化するビデオキャプチャを購入した

テレワーク、してる?

新型コロナの感染拡大に伴って、2月からほぼテレワークとなり週に一度しか会社に行かない生活になっている。そして、社内の会議はほぼズームになって(というか、無理やりそうして)、社外の打ち合わせや業界団体の会議などもだんだんとWeb会議システムを使って開催されるのが一般的になってきた感がある。

Web会議のカメラ、それでいいの?

そんな中で気になっているのがカメラの画質だ。普段使っているMacBookのカメラもそんなに悪くはないのだが、背景がそのまま映ってしまうのはなんとなく嫌だし、かといって流行りのバーチャル背景なんぞを使うのもあまり気が進まない。

そうだ、いいカメラ買ったじゃないか!

そういえば、せっかくミラーレス一眼も先日購入したことだし、

ソニー ミラーレス一眼 α6400 ボディ ブラック ILCE-6400 B

ソニー ミラーレス一眼 α6400 ボディ ブラック ILCE-6400 B

  • 発売日: 2019/02/22
  • メディア: エレクトロニクス
 

こいつをMacに繋いでWebカメラとして使えたらいいなーと思っていた。

そうすれば背景がちゃんとボケてくれてあまり見えなくなるし、画角も一般的なWebカメラとはぜんぜん違って気分がいいからだ。そう、これに会議がうまくいくとか、そういった具体的なメリットなんてない、単に自分の気分がいいだけ。でもそこ大事。

借り物で試してみたらおもしろかった

友人から借りていたBlack Magic DesignのATEM Mini(個人的にも発注しているけれど、ぜんぜん納期の目処が立たないの…)もあったので、それを使って繋いでみて何度か実際の会議でも試してみたらなかなかおもしろかった。でも機材がやたら大げさになってしまうので、もっと手軽にできる方法はないかなー、とちょっとだけビデオキャプチャにどんな製品があるのか調べてみた。ほんとにちょっとだけ。

いろいろあるけどどれを買えばいいのか…

HDMIからUSBへ変換するビデオキャプチャの類はいろんなメーカからたくさんの製品が発売されていて、値段もピンからキリまであるのだけど、デジタル一眼レフカメラのHDMIアウトからWebカメラとしてMacに認識させるためには、UVC(USB Video Class)という規格に対応している必要があるらしいことがなんとなくわかった。

じゃあ、というわけでそのUVCに対応している製品をいろいろ調べてみたのだけれど、これもサイズも価格もまちまち。できれば出張の時にもカメラを持っていって使えたらありがたいので、小さなものを中心に探していくと、数万円の製品がある中にチラホラと数千円の製品があることに気づいた。

ので、比較的安かったこの製品を買って試してみることにした。

さっそく届いた

他にAmazonで発注してずーっと納品待ちのものがたくさんある中、ポチって中一日でちゃんと郵便受けに届いていた。ありがたい。

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実にコンパクト。

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重さを量ってみたら実に20gちょい。これなら持ち歩く充電器やケーブルとかを淹れているポーチに入れてもぜんぜん気にならないレベルだ。

さあ繋いでみよう

さっそくMacBookにUSB-Cハブ経由で接続してみたら、あっさりとZoomでa6400がWebカメラとして認識されてちゃんと映像も画面に表示されていた。

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もう一つあるUSB-Cハブでも同じ用にちゃんと認識して使うことができたので、問題なさそうだ。実にあっさり繋がってしまうじゃないか…。もっとトラブルがあったほうが面白いけど、サクッと使えるのはそれはそれで気持ちのいいものだ。ひと昔ふた昔前はこういうのがサクサク繋がる時代ではなかったもんなあ。いい時代になったもんだ。

これでWeb会議はいつどこにいても一眼レフ画質で参加できる!

いや、いまのところ出張の予定はまったく立っていないので、いつ出張先で使うことになるかはわからないけれど、少なくとも自宅や札幌市内の某所とかからWeb会議などに参加するときにはこの組み合わせでいけるようになったのは素直にうれしい。

あとは、レンズをもうちょっと画角の広いやつにすれば完璧だ…(こうやって人は沼にハマってゆく…。)